MORE Trumpet

音楽好きな自営業者でトランペッター。いつでもトランペットが吹けるように防音室をDIYしました。

誰かのためでもあり自分のためにも

3月北九州小倉
4月Kitte博多
5月中洲Gate's7

と来月から所属ビッグバンドでの出番が続く。

4月のKitte博多はバンドメンバーの結婚披露宴での演奏なのだが、この日はリードトランペッターが欠席のため代役で私がリードを任されることになった。

ビッグバンドをよく知らない人にはさっぱり分からないことだと思うが、リードトランペットはバンドの花形でありハイトーンで演奏を引っ張っていく存在である。

当バンドにはトランペットは4人いる、私の担当は4thで一番低音パートを吹いている。なのにリードを吹くことになったのは、バンマスが「結婚式でのリードは誰が吹く?」と尋ねた時にパートメンバーが皆で私の名前を挙げたからだ。

まったく経験が無いのにできるのだろうか?いや、やるしかないのだ。と、いう事で毎日猛練習している。

 

この日は全4曲のリードを吹くことになる。ここにその1曲を貼る、A.Saxがソロを取る曲なのだが、このSax吹くのはこの日に結婚するバンドメンバーだ。

ウエディングドレスをまとってソロを吹く美しい姿を想像するだけでも素敵だ。

彼女に恥をかかさないためにも頑張らなければならない。

 

久々の丸洗いで気持ちを切り替えて、と。

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小倉へ生バンド鑑賞にいく。

週末土曜日に新幹線に乗り小倉へビッグバンドのライブを観に行った話をしよう。

ライブの開演は19時。同行者とは博多駅筑紫口に16時に待ち合わせの約束をした。

やや早めに待ち合わせ場所に到着したのは、先日の東京上野駅での新幹線の払い戻しをするためだ。

上野駅で払い戻しは1年有効とだけ告げられた、必要事項が手書きされた切符を手にみどりの窓口に向かった。

窓口で切符を手渡すと「この切符で払い戻しできるのはJR東日本だけです」と。

えっそんなこと聞いてないんだけど、、、

「上の者に相談してきます」

しばらく待たされ、

戻ってきた職員に「今回は特別に払い戻しします」と。

地震での遅延なので特別対応をしてくれたのかもしれない。
JR九州には本当に感謝したい、上野駅で長蛇の列に並んだことが報われた。

 

同行者と合流して博多駅に併設されている酒場へ。早い集合にしたのは一杯引っ掛けるため。生ビール2杯と芋焼酎2杯を適度なつまみで呑んで早めに切り上げ新幹線に乗車、15分で小倉駅に到着。

考えてみると小倉駅に降り立ったのは人生初だった。モノレールが連結する近代的な駅、モノレールには銀河鉄道999のラッピングされた車両を見かけた。さすがは松本零士の故郷だ。

 

駅からは徒歩で会場に向かった。多少迷ったがライブハウス「Big Band」に無事に到着。早めにきたのでいい席を確保することができた。

そして満員の観客の中でライブが始まった。

今回、一番楽しみにしていたのはこのバンドのリードトランペッターの生音を聞くためだった。追記するとこの方は全盲で演奏をしている、原曲を聴き暗譜して全てを耳だけで感じ取り演奏しているのだ。

さらに音色が感動的に素晴らしく聴き惚れてしまう。今まで聞いたことがない温かい音色でソロを魅了する。もちろんバンド自体も各スキルが高く、スイングジャズを堪能することができた。

ライブ後、同会場である打ち上げにも参加させてもらい、23時35分の最終新幹線で小倉を後にした。

ライブハウス入り口付近に飾られていた写真パネル。マイルスに「また、来いよ」と言われたような気がした。

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博多駅に到着し、タクシーで長浜に寄ってラーメンを食って帰る。ハードな1日を計画的に過ごすことができた。

 

同年代のターンテーブルは艶のある音色を奏でる。

昨日、誕生日を迎えた40代最後の歳となる。1月の早生まれになるので4月以降に年を食う同級生は50歳になって行くことになる。この世に誕生して半世紀とは考え深いものがあるなー。

それについては自分が50を迎えた時に語らせてもらおう。

自分への誕生プレゼントとして生まれた年の1974年に販売されたターンテーブルを購入した。

年代物のターンテーブルではあるが、しっかりとメンテナンスがされているので安心して聴くことができている。

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設置場所は、最近こしらえたオーディオコーナーだ。この時は調子の悪いトリオ機の話をしているがその後に設置したテクニクスのオート式のターンテーブルが突然死んでしまった。

結局、新たに購入することとなったのが今回のヤマハ機。これから長く使えることを願おう。

先日、東京で手に入れた艶のあるマイルスの音色を聴きながら贅沢な平日午後の時間を過ごしている。これで片手にウイスキーでもあればもっと良いのだがね。

 

サブカル街でまんてんな1日を過ごす。

大変な目に遭ったと前回ブログに書いたが、せっかく来たのだからとしっかり観光もしてきた。

最終日は家族とは別の自由行動。
まずは神保町に。チェックアウトが10時だったので書店の開店時間を考えると電車では早く着きすぎる、それならばと宿のある日本橋から神保町まで歩いてみた。

高層ビルばかりの日本橋辺りからサブカル街へと移り変わる街並みを見ながら歩いてきたので、そこまで距離は感じることはなかった。30分以上は歩いていたと思うけど。

神保町に到着する頃には、色々な店がそろそろ開店するよーという雰囲気の丁度良い時間に来れた。

古本の街だけあって古書店が立ち並ぶ、リュックを背負ったおじさん達が店先のワゴンや陳列棚を眺めている。想像通りの風景だ。

いくつかの古本店を回り物色した後、早めに飯を喰っておこうと、神保町といえば古本とカレーの街だそうなので前もって調べておいたカレー店に。

11時半頃なのに既に20人は並んでいるではないか。さすがの人気店だな、と感心しながら列に並ぶ。天気は快晴で1月とは思えない暖かさであることに感謝しよう。

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20分くらい経った頃にやっと先頭に立つ。客が1人出てきたので、扉を開けると「まだお待ちくださーい」と店員に言われる。ここにはここの礼儀作法があるのだ従わなければ(笑)

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店内に通され、シュウマイカレーを注文。10席ほどのコの字カウンター席、コの字内を覗くと揚げ物を揚げるフライヤー、カレーが保温してある機器、食器を洗う流しが狭い中にシステマチックに並んでいる。2人の店員がうまく役割分担しながら軽快に捌いている。

注文して数十秒でシュウマイカレーが運ばれてくる。冷水に漬けてあるスプーンが泣かせるではないか。その横はアイスコーヒーだったのだが、初めこれが何か分からなかったので他の客を観察し飲み干しているのを見てコーヒーであることを知る(笑)

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シュウマイカレーとても美味しゅうございました。しかし安いよなー、物価高の昨今でこの価格を維持されている事に頭が下がりる。

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カレーを食した後は、レコード店を巡るためにお茶の水に移動、そして模型を探しに秋葉原へと歩き回った一日だった。