MORE Trumpet

音楽好きな自営業者でトランペッター。いつでもトランペットが吹けるように防音室をDIYしました。

掲げる言葉の具現化は難しい

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以前とある飲食店の壁に貼ってあった言葉です。

 感謝。

星の数ほどあるお店の中から、当店をお選びくださったことに心から感謝申し上げます。

「一期一会」という言葉があります。

すべての時間と出会いが、一生に一度しか訪れない大切な時間。だからこそ、そのひとつひとつに心からおもてなしをするという意味です。

お客様の楽しそうな笑顔は私たちの何よりの喜びであり、かけがえのない励みです。

一瞬一瞬を大切に、そして出会いに感謝し、精一杯おもてなしをしたい気持ちでいっぱいなのです。

 すごく良い言葉だと思い、その場でメモをして持ち帰りました。

 

ただ、この言葉が目的に向かって応用されなかったようです。

なぜならこの飲食店がその後廃業してしまったからです。

保守にまわれば何も守ることはできない

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「商売を軌道に乗せてディズニーランドに飽きるまで連れて行く」

瀕死の状態にあった商売を立て直すことができてから、家内とのその約束を守りディズニーランド&シーに数十回と家族で旅行しています。

また今回は事前抽選のカウントダウンチケットも手に入れることができ「ゆく年くる年」を家族の大好きなディズニーランドで迎えることができました。

2月、8月そして年末年始とこの一年間だけで計10回訪れることができ、ここ福岡から家族旅行で行けたことは中々頑張ることができたと自負しています。

 

と、言いたいところですが

昨年は業績がおもわしくなく前年比10%のダウンとなりました。

3月に脳血管に病気が見つかってトランペットが吹くことができなくなり所属していたバンドを脱退したので、時間に余裕ができたはずなのに経営に活かすことができていないのです。

逆にバンドで精力的に励んでいた年の方が業績が伸びていたのですから不思議です。

確かに病気のショックはありましたが直後に立ち直りましたので、体力的にもメンタル的にも衰えてはいません。

実は業績が落ちた理由を自分で理解ができています。

それは「今の状態に満足」している感がありました。満足することで守りに入った経営をしていたのだと思います。

今朝の日経新聞孫正義氏に関する記事で「守りに入りかけている己を恥じ入る。」とツイッターでつぶやいたことがある、との記事に痛感しました。

良くも悪くも直ぐに業績として表れるのが自営業です。成果を出し続けるために攻めの経営に逸早く戻したいと思います。

それができなければ「ディズニーランドに飽きるまで連れて行く」ことが出来なくなるのですから。

国語は理系科目である。その理由とは

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学者で芸人のサンキュータツオ氏がラジオで

「国語は理系科目である」と話していました。

国語の問題を感覚で解く人は多く、例えば問題で「私は〇〇〇をした」の〇〇〇を求めるために式で表し数学的に抽出できることで数学として問題が解ける。

分かり易く言えば、私はリンゴが好きじゃなくない(二重否定)はマイナス1+マイナス1=1になるのと同じ。

たしかに国語も算数や数学も文章(言語)を理解できなければ解えることができませんから、共通するのかな(^^; とても説得力のある話でした。

 

低価格路線で全方位戦略を選択した結果

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今日はこの記事について

 

経営戦略の判断ミスが「顧客を置き去りに」する結果となってしまいます。

経営では大でも小でも規模に関係なく共通した認識なのですね。

 

しかし大塚家具は完全に道に迷った状態です。経営は顧客起点ではなく顧客の創造であることに気づくことが必要だと思います。