今朝の日経新聞の文化欄に評論家.慶応大教授 片山杜秀氏のコラムがありました。
『東京オリンピック後に文化芸術に対する公的助成の規模は保たれるのか。公共の予算は介護や子育てや教育で手一杯になり芸術への優先順位は決して高くはならないだろう。その先に待つのはクラシック音楽界の衰退を心配せざるを得ない〜
今ではNHKはNHK交響楽団、読売グループは読売交響楽団。かつてはTBSは東京交響楽団、フジ産経が日本フィルハーモニーとマスメディアが支えていた時代もあった。また新聞社の主催文化事業で海外のクラシック音楽団体の招聘も定番であった〜
クラシック音楽は援助なしでは成り立たない厄介な「外来文化」に過ぎない。その事情がますます顕在化する。(以上)』
そもそもこの国は歴史ある優秀な楽団(吹奏楽団含め)も多いのに、芸術音楽に対して乏しいと思います。
いち芸術音楽ファンとしては、「古い音盤ばかりを漁っている場合でない」と考えつつも今日もレコード屋巡りをしています…
《バーンスタインの世界》
チャイコフスキー
交響曲第6番「悲愴」/バレエ組曲「くるみ割り人形」
70年来日記念盤
先日、蔦屋で480円で手に入れた中古盤
状態もよくて良い買い物ができました。