自営業を成功させるための繁盛論

いつ潰れてもおかしくない瀕死の状態にあった自身の経営する店舗を立て直した私本人が、 個人事業(自営業者)に向けた小さな経営のための繁盛論を記しています。 開業後10年以上の生存率は数%といわれる厳しい現状で、創業15年を超えることができた「プロ自営業者」という肩書をもつ自営業者です。

自営業開業の準備期間を振り返る

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検索ワードで「自営業〜」でヒットする記事も出始めたようで、ブログを見てくれる方が少しづつですが増えてきました。
当ブログが、すでに自営業者の方やこれから自営業を始めたいと思っている方の参考になれば幸いです。
今回は、開業準備について私自身の経験を振り返りながら記したいと思います。

 

◼︎開業資金

開業資金の全てをキャッシュで用意できれば何の問題もありませんが、大半の場合は手持ち資金プラス金融機関からの融資を選択される方が多いと思います。

その場合、融資の返済期間は長めに組むことをお勧めします。

なぜかと言うと、返済金は開業後の事業売上から経費として支払うことになります、まだ開業していない状態から毎月の経費を計上予測するのはリスクがあるからです。

開業後はアレやコレと何かと予想していない出費がかさみます。開業資金の返済期間を短くすると返済金額が高くなり返済支払いが経費を圧迫する可能性があります。

短期で返済し利息を抑えることも大切ですが、長期の返済期間で契約して毎月の返済を低値で設定することで経費の圧迫を回避できるからです。
 
これは実際に銀行の担当者から言われたのですが「長く組んでおいて、後々返済期間を短くするのは簡単ですが、短く組んだ返済期間を長くするのは大変です」と、言われてすごく納得しました。

また開業資金については、自治体などの助成金もあるかもしれませんので、調べてみる価値はあります。
 

■アドバイスは限定者にする

開業準備時に同業者、関係者(設備、資材の業者)のアドバイスを鵜呑みにしない方がいいです。
これには業種等で賛否あるかと思いますが、年齢が離れた人の意見は役に立ちません。

経済や店舗経営に関する消費者の行動は昔と比べると大きく変化しているので、昔の経験談が当てはなまらないことが多いです。

私は実際に数人の年長者に「こうした方がいい」と、アドバイスをされて実行しましたが、全く的を外れて散々な思いをしました。

しかしアドバイスをくれる人が年齢的にも若く、自身で開業した経験を持ち、現状の商売が軌道に乗っている他者なら参考になることも多いかもしれません。

 

 ■事業計画はしっかりと立てる

事業計画については専門的に説明されているサイトも多いので、ここでは割愛させていただきますが、最低でも以下の事業計画は立ててください。

①明確な事業内容
②技術、製品、サービスの独創性
③市場の特性、市場規模
④創業の動機、及び将来(3年~5年間)の展望
 
しっかりとした事業計画書があれば、金融機関の融資審査においても有効になりますので必ず作成した方が良いです。
 
因みに事業計画を私は完全に怠っていました。「技術があって店舗さえ構えることができれば、お客は来る」と、過信していたのです。今考えても、事業計画も持たずになんと無謀なことをしたのだろうと反省しています。