自営業を成功させるための繁盛論

いつ潰れてもおかしくない瀕死の状態にあった自身の経営する店舗を立て直した私本人が、 個人事業(自営業者)に向けた小さな経営のための繁盛論を記しています。 開業後10年以上の生存率は数%といわれる厳しい現状で、創業15年を超えることができた「プロ自営業者」という肩書をもつ自営業者です。

日経朝刊「私の履歴書」が面白い

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日本経済新聞の朝刊に掲載されている「私の履歴書」というコラムがあります。

各界の著名人が1ヶ月間に渡って半生を文筆しています。

 

正直に言ってこの「私の履歴書」が好きではありません。

文筆者は経済人が多いのですが、高度成長期だった半世紀も前の話を読んでも、
ピンときません。「単に時代が良かったんだろう」としか思えない話が非常に多いのが理由です。
それと親族経営の高学歴で金持ちのボンボン…裕福な家庭育ちな人が多いのにも拒絶反応がでます。

1ヶ月間も掲載期間があるので、気が向かない人の際はスルーして一切読まないことにしています。

ただ稀に「この人の私の履歴書は読みたい」と思える人が出てきます。

今月の、吉野家ホールディングス会長の安部修二氏の「私の履歴書」は、とても面白いです。

高校卒業後に福岡からバンドで生きていくために上京。音楽事務所と契約。吉野家バイトで生計をたてる。バンドを諦めてバイトから正社員。吉野家経営危機から会社更生法を申請…

この後に安部氏が社長になっていくのでしょうが、進路が約束されているボンボン達 裕福な家庭育ちな人達とは正反対なところに共感が持てます。

 

9/19現在では、会社更生法が受理されてセゾングループの支援が決まったところです。

セゾンと言えば、私が20歳前後のフリーター時代にファミレスのCASAでバイトをしていたことがあります。従業員割引でセゾングループで使用できる割引券が給料明細に毎月付属していましたが、確かに吉野家の名も記してあったのを覚えています。

安部氏の「私の履歴書」が面白いと思えるのは福岡出身、高卒、バンド、セゾンと共通点が多いだけでなく、ストーリー性のある半生に惹かれるのだと思います。

今後の「私の履歴書」の展開が楽しみです。