自営業を成功させるための繁盛論

いつ潰れてもおかしくない瀕死の状態にあった自身の経営する店舗を立て直した私本人が、 個人事業(自営業者)に向けた小さな経営のための繁盛論を記しています。 開業後10年以上の生存率は数%といわれる厳しい現状で、創業15年を超えることができた「プロ自営業者」という肩書をもつ自営業者です。

常識や先入観や偏見に囚われない

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自営業経営にとって常識や先入観や偏見に囚われていると、
見なくてはいけない真実が見えなくなります。

 特に二代目や三代目の事業を継承した自営業者であれば、先代からの固定観念をも受け継いだ思考になってる人が多いように感じます。

元プロ陸上選手の為末大さんが、以前インタビューで次のように述べています。

陸上の世界では「スタートダッシュのときの姿勢はこうあるべき」といった教科書が存在します。

しかし前の時代に常識だったことが、次の時代に覆されるといったことは今まで何回も起きています。

常識破りの方法で記録を作った選手が現れると、その選手の方法が新しい常識になっていく。その繰り返しです。

本来は柔軟な思考の持ち主でも、少しでも情報を軽視したり、先入観に囚われたり、慢心した瞬間に頭の固い人物に変身してしまいます。

正しい方法を探し出すことは大切ですが「これで間違いない」と思ったときから敗北は始まります。常に現実を見据え、考え続ける努力をしている人だけが、柔軟な思考を持ち続けます。

 為末さんは専属のコーチを持たずに練習方法や練習量、大会への出場計画をすべて自分で決める世界的にも珍しい陸上選手であったことから、常識や先入観といった固定観念に縛られる怖さを誰よりも理解していたのだと言えます。

 

出典:コンサルタントの「質問力」できる人の隠れたマインド&スキル 野口吉昭著PHP出版