自営業を成功させるための繁盛論

いつ潰れてもおかしくない瀕死の状態にあった自身の経営する店舗を立て直した私本人が、 個人事業(自営業者)に向けた小さな経営のための繁盛論を記しています。 開業後10年以上の生存率は数%といわれる厳しい現状で、創業15年を超えることができた「プロ自営業者」という肩書をもつ自営業者です。

安い価値には安い客しかつかない

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以前、テレビの番組で「8のつく日はピザ全商品8円」のピザ専門店が取り上げられているのを見ました。

この日用に用意するピザでなく、通常メニュー全てのピザ1ホールがおひとり1枚のみ8円です。また、見たところチェーン店でなく個人店のようでした。

「毎回8のつく日は行列ができます」

と、店主らしいひとが言っていました。

 

番組を見ていて、この集客方法が失敗であると私は感じました。

ピザの場合だと、1ホールで十分に腹は満たされます。仮にピザ以外にドリンクを2杯飲んでも1,000円以下でおさまります。

なぜ集客方法が失敗なのか

それは、ピザ専門店に集客しているのでなく、8円に集客しているからです。

店の思惑としては「8円で提供することでピザと店を認知してもらい、8のつく日以外でも来てもらいたい」だと思いますが、安さ目当ての客は安い日にしかきません。

つまり安い価値には安い客しかつかないのです。

実際に店主はこうも言っていました「この8日だけにくるお客さんも多いですよ」