押入れ壁部分の石膏ボードに遮断シートをタッカーで貼り付けていきます。
「できるだけ遮断効果を失わないようにシートを切れ目なく一枚で貼りたい」
と思い、脚立に乗り、重い重い遮断シートを左手片足で押さえながらタッカーで留めていく辛い荒行です。
できるならば遮音シートの継ぎ目を遮音テープで塞いでいく方が良いでしょう。
荒行をどうにか終えました。このあと遮断シートを天井にも施工。
なんだか作業が進行するほどDIYの楽しさが増してきました。
(ここまでの作業が、まだ序の口であることをこの時点では気づいていませんでした、、、本格的に辛いのはこれからだったのです…)
次に防音壁づくりに取り掛かります。
防音壁材には加工がしやすく価格も安いSPF木材をメインに使用します。
壁のサイズに合わせSPF木材で枠をつくります。
この防音室は押入れを最大限に利用するので、図面を起こさずにその場合わせの原寸で制作しています。
ですが、押し入れ側の防音壁枠をつくる作業で、数ミリの誤差により木枠がうまく収まらないことが何度も起こります。
数ミリ削って合わない、また数ミリ削って合わないの繰り返し。
うっかり削りすぎてしまい木枠を作り直し…
(木枠が引っかかり収めたいところに収めることができない嘆き時の画像)
築40年の古家屋の押入れはいい加減な建築なのか、それとも柱や梁が歪んでいるのか
うまい具合に収まってくれません。
押入れの建具を利用してコストや製作時間を削減させる考えですが、これでは逆に時間が掛かり当初の考えが裏目に出ています。
先に進めないイラ立ちと疲労感が溜まり、「完成させることは無理なんじゃないかな」と弱気になりはじめました。
※防音室制作について
あくまでも私の個人意見を主としてブログしております。いかなる場合も責任は負えませんので自己判断で参考にしてください。