MORE Trumpet

音楽好きな自営業者でトランペッター。いつでもトランペットが吹けるように防音室をDIYしました。

切ない胸に風が吹いていた18歳

1993年の27年も前の話です。

東京の中野でバイト生活をしていた18歳の頃、同バイトにいた男性(名前は覚えていないのでAにしておく)たしかひとつ年上で音楽の専門学校に通っていた。彼の専攻楽器はドラム(これはよく覚えている)

 

彼はバイト先の先輩だったので仕事を教えてもらうくらいで、そこまで親しい関係はなく単なるバイト仲間。しかしシフトが重なることが多かったので休憩の時などに世間話程度はしていました。

 

Aは実家暮らしではあったけどバイトをして小遣いを稼いでいるよくいる学生。小遣いが足りなくなるとたくさん所有しているらしいCDを友人知人に売ってやりくりしていると話してました。

そんな流れである日「CD買ってくれない?」と持ちかけられて、サザンの新し目のアルバムCDを3枚買うことに。ちょうどその少し前に秋葉原でCDラジカセを買ったばかりでした。ちなみに住んでいた四畳半風呂なしトイレ共同おんぼろ木造アパート立花荘では布団1組だけで生活していてテレビはまだ持っていませんでした。

バイトの仕事内容は中野の工場での作業が中心で、日に2回新宿落合の支店に車で荷物を運ぶのですが、なんとこの時の軽貨物車両はエアコン無し車でした。

1993年当時は東京で部屋にも車にもエアコン無しで生活ができたのですから、今では絶対考えられませんよね。

 

でどうしてこんな昔の話をしたかと言うと、Aから買取ったサザンのCDを先日片づけ中に見つけたので今日車で聴いてみました。

「切ない風が吹いていた」の8小節のシンセのイントロを聴いた瞬間に色々と過去を思い出してしまいました。切ない風が吹いていた18歳の頃を

 

前にも書いたと思いますが、バイトが終わって中野駅前にある中野サンプラザの横の広場でいつもトランペット吹いてました。今考えるとすごい場所で吹いてますよね、当時は他にもサックス吹きやトロンボーン吹きがたまに練習しにきていましたよ。これ↓まさにこの時の写真です。

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でAの話ですが、音楽学校に通ってドラムをやっているAでしたが、音楽の話をしてもジャンルが違うせいかそこまで盛り上がりませんでした。


そんなある日、Aが音楽仲間に会わせたいと言うのでバイト終わりについていったら、、、
某宗教の青年部の集まりでした(笑)何が音楽仲間じゃ!

そんなこともあり東京ではひとりで吹く以外に音楽活動は一切しませんでした。

 

その二ヶ月後には中野のバイトを辞めて千葉県佐倉市で住み込みで建設業のバイトをします。
当時の佐倉駅周辺は東京のベットタウン計画で建設中の建物以外なんにも無いゴーストタウンでした。今ではそれらが建ち並んで全然違う風景になっていることだと思います。