黒ずんだ古いマウスピースをピカピカにしたとツイート(@cottonpathos)したところ
管楽器プレイヤーからの評判が良かったのでこちらでも紹介します。
使い道のないスピーカーケーブル、PC周辺機器、昔使っていたルーターなどを仕舞っている箱(要するにガラクタ入れ)の中に黒ずんだマウスピースがありました。ずいぶん前に自分で入れたでしょうが。
メーカー名BACH、サイズ1C
このサイズは学生時に使用していたので1990年前後に使用していたマウスピースです。最後にいつ使用したのか記憶にありませんが、使わずに放っておくと酸化してこんなに黒ずんでしまうのです。
メーカーによって違いますがBACHのトランペットマウスピースは数字が増えるに従ってカップ内径が小さくなって行きます。これは1Cなので適合表によると17.50mmになります。 現在使用しているのが別メーカーですが10Cと同様なので15.50mmになるので、1Cのカップ内径がとても大きいことを分かっていただけるかと思います。
私の個人的感覚にはなりますが、1Cは厚みのある豊かな音になります。
しかし鋭いハリのある音が必要なバンドには全く向かないために今では使用することはありません。
ですが見つけたからには無碍にはできません(自分で葬ってたくせに…)
ここはひとつ洗浄して綺麗にして保管してあげようと思った次第です。
まずは耐熱容器に熱湯を注ぎ重曹を溶きます。その器に10Cを浸からせること数分間。
お湯が冷めてきたところで取り出します。
研磨剤が入っていないクリーナーで磨くと黒ずみが徐々に取れて行きます。
(クリーナーはカルナバロウ成分の金属クリーナーを使用しました)
どうでしょうこの輝き!!プツプツとメッキの浮きは仕方ないとしても、
結構綺麗に仕上げることができたと思います。
この工程をアップしたツイートを見たフォロワーから(高校の後輩です)
「CORP.(刻印)は今となっては貴重なヴィンテージです。オケ奏者に人気のサイズですので大切にされてください」とコメントを貰ったのです。
そうなの?【貴重なヴィンテージ】とは知らなかった
大切にしたいと思います