ネットで古本を購入すると折り曲げ頁が多い本が届きました。
多少の折り曲げなら許せますが、折り曲げも大きく曲げてある頁が多くあります。
これは返品しようと思い、サイトの返品ガイドラインを見ると「元に戻すことのできる程度の折れは返品対象外」とあり返品ができないことを知りガッカリしました。
店舗での販売なら折り曲げや書き込みを確認することができますが、ネット販売ではこちらが確認することはできませんので送ってこられる本の良し悪しは運次第ということになります。
これは勝手な想像ですがたくさんの本棚がある大きな倉庫内で何冊もの同書籍の中から梱包スタッフが適当に引き抜くのです。
その一冊なのですコレは。
B社のガイドラインにケチをつけてもしょうがないので、たくさんの折り曲げられた頁を戻しながらパラパラと頁をめくっていくと一枚のプリントが挟んでありました。
前所有者は大学生です。経営学の課題で指定書になっていたのですねコノ本は。
宇田理氏という人物を検索すると現在は青山学院大学ですが、プリントの2009年当時は日本大学の准教授なのでコノ本の元所有者は日本大学の元学生だということが判りました(暇なので調べました笑)
大学の課題に利用された本だいうことは書籍としては過酷な使われ方をされていることが分かります。私にも大学の課題で経験がありますが、その本の中でより多くの解えを見つけるために探りまくりますからね。
そんな訳で過酷な使われ方をしていたコノ本は、再利用品としての状態は最悪だったのでした(苦笑)