管弦楽はサラウンドで聴くとホール臨場感があります。今日はオーディオの話です。
ジャズやソウルを聴くためのセットと管弦楽用のサラウンド機材を別々に使っています。スマホ一台で数万曲の音楽が聴けるこの時代に何とも面倒でお金が掛かることを好きでやっています。
そのサラウンドのフロントスピーカーをBTL接続で力強く鳴らしてくれていたパワーアンプが片方鳴らなくなりました。オーディオ界では久しぶりに使うと壊れているはよく起きる現象です。
同機種で同じような現象で修理した先人をネットで発見しました。本当にありがたい事に現在手に入らない部品の代替え部品の品番と調達先の全てが修理方法と共に記してありました。
それを見て自分で修理してみようとなりました。
交換するのは四角い2つのパワーリレーです。音が鳴らないのは片側だけですが、古い機種なのでこの際両方交換する事にします。
基盤裏。半田ゴテで半田を溶かして半田吸い機で吸い上げます。故障元と思われるリレーを取り外し、接続部を接点復活剤で掃除、代替え部品を半田づけ。途中コテ先が指に触れて火傷しました(涙)
無事に交換終了して試運転
「頼むから鳴ってくれ」と祈りながらスイッチを入れボリュームを上げる緊張する瞬間です。
両スピーカーからベートーヴェンの力強いサウンドが鳴り響きました。見事に修理することができほっとひと安心です。
第九が聴きたくなる時期に間に合わせることができました。