新年早々にある人からコルネットを譲り受けた。ヤマハの年代物でYCR3330と印がある。懐かしいローズベル(通称赤ベル)が年代を物語っているコルネットである。
残念なことにかなりの痛みがある。リードパイプは所々凹みがあり曲がっている。
ベル後方にも数カ所凹みがある。凹みからして何度も落下させてしまったことが想像できるので恐らく小学生くらいの子供が鼓笛隊とかで使用していたのだと思われる。
ただありがたいことにベル先には凹みが無い、ここまでダメージを受けているのにベル先がどうもなっていないのは奇跡的としか思えない(笑)
一通り吹いてみたが音はちゃんと出る。コルネット特有のまろやかで柔らかいサウンドだ。コルネットを吹くなんてきっと30年ぶりではないだろうか、吹きながらコルネットの感触を思い出した。
ケースサイズも小さいので持ち運びには重宝しそうだ、是非どこかのシーンで使ってみたいと思う。
その前にせめてリードパイプぐらいは修理しておきたい。今月中に知り合いの楽器店に相談してみよう。ここまで傷んでいるので修理代はきっと安くはないだろうと思うが。