MORE Trumpet

音楽好きな自営業者でトランペッター。いつでもトランペットが吹けるように防音室をDIYしました。

宮崎県を縦断ドライブ

まだ夏になる前、宮崎にドライブに行ったことを思い出しながら。

 

まず目指すのは高千穂
宮崎県の北端に位置する高千穂は、福岡からだと海沿いを走る九州道を南下して益城熊本ICで降り、内陸の山間部をひたすら走っていく。途中、雄大阿蘇山が火口から煙をもくもくと上げていた(残念なことに写真を撮り忘れていた)この数日前に阿蘇山噴火のニュースをやっていたばかりだ。


自宅を出発して2時間半ほどで高千穂神社に到着する。
宮崎県はとにかく神社が多い神話の里だ。今回のドライブはパワースポット巡りと称して幾つかの神社仏閣を回る計画だ。

次に訪れたのは高千穂峡
この辺りに来ると気温がグッと下がる。滝から流れ落ちる水から出たマイナスイオンを全身に浴びれたような気がする(ボートには乗ってません)

高千穂峡は、その昔阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった峡谷。(高千穂観光協会より引用)

高千穂峡までは、駐車場をケチって高千穂神社から歩いたのだが、渓谷なのでアップダウンが激しく大人しく車で来るべきだったと、後に後悔することになる(苦笑)

次に訪れたのは天照大神が祀られている天岩戸神社に参拝。そこから徒歩で行くことができる天安河原へ。同じように天岩戸神社の参拝者が皆ぞろぞろと、列をなしてこの河原へ向かっている。

その河原には、あの神話の天岩戸があるからだ。

天安河原は、天照大神が「天岩戸」へお隠れになった際、八百万の神々が集まり相談されたと伝えられる洞窟です。石を積むと願い事がかなうとされ、数多くの石が積みで埋め尽くされ神秘的な空気が漂っています。(高千穂観光協会より引用)

 

ドライブ中に幾つかの道の駅に寄った。道の駅青雲橋というところで、名物のうずらの焼き鳥を食べてみた。照り焼き風のうずらの胴体をティッシュで包んで「ハイ」と手渡された。小骨がとても多くて身が少なく、好き嫌いが分かれるだろうと曖昧なレビューにしておく(苦笑)

 

太平洋側の日向市に向かった。目指すは宮崎名物のチキン南蛮を食すためだ。が、店には長蛇の列で100組以上が待機していた、既に2時を回っているというのに。さすがは有名店であることと時期がGWなのでしょうがないのだが。

 

舐めていたのだが、とにかく宮崎県は移動時間が掛かる。今回どうしても行きたい霧島神宮(宮崎と鹿児島の県境付近)まで有料道路を使っても3時間以上だとナビが告げる。霧島は冒頭の地図の一番下。

「福岡太宰府インターから鹿児島インターまで3時間半で行けるのに、日向から霧島まで3時間以上もかかるだと」と思わずぼやいてしまった。

 

途中、高速パーキングで美味しいチキン南蛮をいただくことが出来た。

 

霧島神宮には6時を過ぎてやっと到着した。西の日光と称されている社殿の装飾はとても興味深かった。因みに霧島は坂本龍馬が新婚旅行で訪れた場所でもある。

本殿前にあった杉の大木。樹齢800年の御神木は静けさの漂う中で霊気を感じた。陽も落ちかけた夕刻なので人が少なく余計にそう思わせるのかもしれない。

 

本殿からさらに裏手奥にある山神社へ。今ネットで調べると「霧島七不思議の伝説パワースポット」とあった。

ここにも霊気を感じる大木があった。霧島神宮境内でおみくじを引いたが小吉だった。どうやらパワーはまだ宿っていないようだ(笑)

 

 

都城で一泊した帰り大分のパーキングで、だご汁としらす丼を頂いた。その地域の名物を食すのが旅の醍醐味だと思っています。

 

841Kmの長距離ドライブだった。この車での最初で最後の長旅になった。
車はこの後、静岡県へと引き取られていくこととなった。その話はまたの機会にでも。