MORE Trumpet

音楽好きな自営業者でトランペッター。いつでもトランペットが吹けるように防音室をDIYしました。

あらためて防音について知ることができた

Twitterで防音室の制作過程をよく載せている方がいた。既に防音室を自作して所有しているので、毎回流れてくるTLを何気にしか見ていなかったのだが、この防音室を製作している作業所がけっこう近くにある、ということに気づき急に興味を持ち始めた。

そんな時に見学会の案内がツイートされていたので申し込んでみた。見学開催日は2/19の日曜日そう昨日だ。

ネットを通じ知り合った人に初めて会うときは若干の緊張と適度な高揚感がある。ネットでの雰囲気で人物像を勝手に想像しているもんで「どんな人なんだろうか」って感じで。

結果、しっかり説明してくれる気さくな方でした。

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我が防音室でも試行錯誤したのはドア。ドアの出来によって防音性能は左右される。リハーサルスタジオばりのしっかりした木製のドア

うまい具合に突起が交差して密閉する仕組み。

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一畳タイプなので少し圧迫感がある。我が防音室は2畳ほどはあるので、余計にそう感じるのかも。
トランペットを持ち込んで試奏させてもらう。室内で反響することなく吸音されていく、完全に吸音されるのではなく適度な感じで響いているので、長時間吹き続けても耳が疲れることはなさそう。

防音室内外での音量を計測器(本格的な)をお借りして計測

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まずは防音室の外。100dB、車のクラクション並みだトランペットの音はデカい。

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防音室内では62dB、約40dBの防音ができている。このくらいであれば建物の外では気にならない程度の音になる。

 

我が防音室も計測では40dBの防音ができているので同じくらいの性能であると自信が持てた。ただスマホアプリでの測定なので正確度に違いがあるのかも。


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また防振パネルのレクチャーもしてもらえた。とぐろを巻かせた発泡チューブに3cm厚のコンパネ4cm厚のコンクリート板、そしてまたコンパネとカーペットを重ねてある。これでドラムのキック振動が実際におさまっていたのには驚いた。

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