初日の出は激混みの路線バスの車内からだった。運転手の横に立っているのだから、どれほどの混み具合なのかが想像してもらえると思う。ここは東京都と千葉県を結ぶ橋の上といえば、今からどこに向かっているのかは察しがつくだろう（笑）
このバスからの写真の上空に黒い点々が写っているのが分かるだろうか、これは鳥が列を成して何百羽と飛んでいた、渡鳥なのかな。福岡では見ることができない光景だった。
朝６時にホテルを出て葛西駅前からのシャトルバス（既に列ができていた）に乗り順調に進んでくると、葛西臨海公園辺りで渋滞に。ディズニーに駐車するよりも臨海公園の駐車場に停めてJRを使った方が安くつくのだろう。皆、少しでも掛かるコストを削減したい気持ちは一緒なんだよなあ。
３年ぶりに訪れた夢の国での２日間は、激混みでどこも行列ができていてとても疲れたが、それでもやはりここは楽しい気分になれる。
ただ２日間とも音楽隊に会えなかったのだか、コロナ禍だから演っていないのだろうか？あの凄腕トランペッター達の音が聴けなくて残念だった。
それにしてもよく歩いた２日間、シーで18639歩、ランドで23129歩。
年末年始は東京でレコード店巡りができた。池袋、新宿、御茶ノ水、神保町、渋谷のディスクユニオンを7件回った。
今回はコロナ前に巡った3年前とは違い、購入枚数は10枚弱。前回の３分の1ほどしか買わなかった。
たまたまだったのか判らないが、今回は心揺さぶられる盤にあまり出会えなかった。せっかく来たのだから手ぶらでは帰りたくないからと、２軍的に購入した盤があるくらいだ。
前回の内容が良過ぎただけに少し残念だった。まあ中古でしか手に入れる事ができない絶版ものだから運要素が強いのだろう。
あと、ひとつ思うことは前回は横浜、下北沢、吉祥寺を回ったのだが、店舗がある場所によって品揃えが違かったりするのだろうか。その時、横浜の店舗ではマイルスがとても充実していたのを覚えている。知っている方がいれば、ぜひ教えて欲しい。
場所といえば、「御茶ノ水」という地にはじめて訪れたのが、なんて楽器店が多いところなんだ、、、と驚いた。
秋葉原から神保町まで歩いていて大学が幾つかあったので、この辺りが学生が多いところなのは理解できる、しかしそれにしても楽器店が多過ぎだ。神保町が本の街のように御茶ノ水は楽器の街なんだろう。多くの楽器ケースを手にした人達が駅に向かうのを見ていてそう思った。
ただここで、管楽器専門店を覗けなかったのは少し残念だったかなー（笑）
話が少し前後するが、池袋に行ったのはレコードと別の目的があったから。
サンシャインシティであった「仮面ライダー展」に行ってみた。福岡でも春に開催されていたらしいのだが全然知らなかった。特に仮面ライダーが好きという訳ではないのだが、サンシャインシティに行ってみたかったのが大きな理由だ。
小学生の頃、ジャポニカ学習帳というノートの表紙裏（だったかな？）に日本一のビルとしてサンシャイン60が載っていたのを覚えている。
若い頃に半年ほど豊島区要町に住んでいたくせに、その時はすっかりジャポニカのことを忘れていたが、今になって思い出し興味を持った（笑）そして調べると仮面ライダー展をやっていたのだった。
衝動的に観に行ったのだけど、とても面白かった。仮面ライダーもジャポニカも子供の頃の記憶として繋がっていることを今頃気がついた。シンが上映されたら観に行こうかな。
スマホの万歩計によると、この日の歩数は22803歩。今回はよく歩いた旅だったので記録しておこう。
今朝目覚めると雪がほんの少しだけ積もっていた。今このブログを書いている15時過ぎでも外の気温は3℃まだ雪がちらついている。このくらいでヒーヒー言ってたら北国の人に笑われるかもしれないが、ここ福岡も本格的な寒さになってきたようだ。
昔、東京で働いていた時によく行く定食屋の女将に「雪見た事ないでしょ？」と言われた事がある。九州＝南国と思われているのだろうか。もしかしたら太平洋側にある東京よりも日本海に面した福岡の方が北風が強く寒いことを知らない人は意外と多いのかもしれない。
こんな寒さの時は真空管で暖をとるのがいい。もちろん部屋を暖めることはできないが管球のオレンジ色の熱線を見ていると暖かく安らぐ。焚き火やその動画を観て癒される人がいるそうだが同じなのかも。
趣きのあるレコードジャケットのフォトグラフは眺めていて飽きない。音楽と合わせたストーリーを感じることができる。
急に気温が下がり突然、真冬になった。この前まで昼間の車での移動中には冷房をつけていたのに。夏から冬になった感じだ、いったい秋はどこに行ってしまったんだ。
寒いのは身体に堪えるが、結構好きな季節なのかもしれない。水炊き、おでん、熱燗が旨い時期だから、そしてコートが着れる喜び。自分の中でコートはちょっとつやを付けたい場所にいく時に着る。
先日、妻と買い物で都心に出かけた時に久々にロングコートに袖が通すことができた。コートを着た時は、寒くても背中を丸めずに姿勢を意識して歩く事ができる。
買い物を終え、自宅に帰り玄関に入ると妻が「今日その靴履いてたんだ、珍しいいね」と言った。相手の格好をさほど気にしていないのは、きっとお互い様なんだろう（笑）
確かに休日に革靴は滅多に履かない。今日はコートに革靴の気分だっただけだけど。妻が言った「珍しいね」は革靴を履いていた事もあるが、交際時に彼女からプレゼントしてもらった革靴だからだろう。
先月結婚20周年を迎えたので、このポロラルフローレンの革靴を手に入れたのは23年くらい前。傷まないように、とあまり履いていないとは言え物持ちが良い自分に感心してしまう。
しかしよく結婚して20年も連れ添ってくれているもんだ。
そもそも夫婦といえど赤の他人同士がひとつ屋根の下で暮らしていて、ぶつからない筈がなく、例外なく私達夫婦も揉め事は幾度とあった。
最近はそんなトラブルがほぼなくなったのは同調できるようになったからだと思うし、長く一緒に居ると価値観が重なってくるからだろう。5年後の銀婚式も仲良く迎えられたらと思う。
