週末土曜日に新幹線に乗り小倉へビッグバンドのライブを観に行った話をしよう。
ライブの開演は19時。同行者とは博多駅筑紫口に16時に待ち合わせの約束をした。
やや早めに待ち合わせ場所に到着したのは、先日の東京上野駅での新幹線の払い戻しをするためだ。
上野駅で払い戻しは1年有効とだけ告げられた、必要事項が手書きされた切符を手にみどりの窓口に向かった。
窓口で切符を手渡すと「この切符で払い戻しできるのはJR東日本だけです」と。
えっそんなこと聞いてないんだけど、、、
「上の者に相談してきます」
しばらく待たされ、
戻ってきた職員に「今回は特別に払い戻しします」と。
地震での遅延なので特別対応をしてくれたのかもしれない。
JR九州には本当に感謝したい、上野駅で長蛇の列に並んだことが報われた。
同行者と合流して博多駅に併設されている酒場へ。早い集合にしたのは一杯引っ掛けるため。生ビール2杯と芋焼酎2杯を適度なつまみで呑んで早めに切り上げ新幹線に乗車、15分で小倉駅に到着。
考えてみると小倉駅に降り立ったのは人生初だった。モノレールが連結する近代的な駅、モノレールには銀河鉄道999のラッピングされた車両を見かけた。さすがは松本零士の故郷だ。
駅からは徒歩で会場に向かった。多少迷ったがライブハウス「Big Band」に無事に到着。早めにきたのでいい席を確保することができた。
そして満員の観客の中でライブが始まった。
今回、一番楽しみにしていたのはこのバンドのリードトランペッターの生音を聞くためだった。追記するとこの方は全盲で演奏をしている、原曲を聴き暗譜して全てを耳だけで感じ取り演奏しているのだ。
さらに音色が感動的に素晴らしく聴き惚れてしまう。今まで聞いたことがない温かい音色でソロを魅了する。もちろんバンド自体も各スキルが高く、スイングジャズを堪能することができた。
ライブ後、同会場である打ち上げにも参加させてもらい、23時35分の最終新幹線で小倉を後にした。
ライブハウス入り口付近に飾られていた写真パネル。マイルスに「また、来いよ」と言われたような気がした。
博多駅に到着し、タクシーで長浜に寄ってラーメンを食って帰る。ハードな1日を計画的に過ごすことができた。