MORE Trumpet

音楽好きな自営業者でトランペッター。いつでもトランペットが吹けるように防音室をDIYしました。

嫌だとは言ってられなくなった

高校生の息子が一学期に簿記でとても悪い点数を取ってきてしまった。

そこから成績を上げるために親子で簿記の特訓を一緒に開始することとなった。

f:id:hanzyou:20211224171011j:plain

実は私は商売人であるにも関わらず「簿記」や「決算書」というのを今まで避けてきた。毎年の確定申告ではしょうがなく計算しているが必要最低限に留めている。

ちなみに大学では商学部に通ったのだが「会計」を専攻しないように計画的に就学した。

これほど避けていた学問なのに、こんな機会で簿記に向き合わないといけないとは、なんとも皮肉なことだと思う。自分の意思ではないのだから。

 

息子に教えるためにはまず自分が理解できなければならない。一学期終了近くに簿記の参考書と睨めっこし苦労しながら基礎の「キ」である仕訳をまずは詰め込んだ。もう後は進めながらこちらも身につけていくしかない。

 

そして夏休みに入り親子での学習がはじまった。

高校の授業では現在、簿記2級をやっているそうだが3級の基礎からやる必要がある。

ほぼ毎日2時間ほどの学習をおこなった。始まる前には息子に分かりやすく教えるために、私自身が自己学習を開始前に1時間ほど勉強していたから毎回息子より多く簿記に向かっていた事になる。

 

授業で使用しているテキストの問題、簿記検定の過去問、そして自作の問題もたくさん作り簿記漬けの夏休み期間を送った。

 

夏休みが終了し、それから高校では先月までに2回の定期試験があった。息子はどちらの試験も平均点よりも高い点数を取って結果を出してきた。親子の努力が報われたのだ。

だがまだひと学期、そして来年は簿記1級へと入っていくから簿記学習は続く。そもそも普通科なのになぜ簿記をやるのか未だに不明な学校である。