MORE Trumpet

音楽好きな自営業者でトランペッター。いつでもトランペットが吹けるように防音室をDIYしました。

親孝行旅行で湯布院へ

お互いの両親が70歳を過ぎてきて、「親孝行も出来るうちにしとかないとな」と夫婦で話すようになってきた。

それではと先ずは妻の両親を温泉旅行にお連れした。大分県にある湯布院という温泉地に義両親と我が家族の計6人での小旅行である。

旅行計画は2ヶ月ほど前から決め、宿やレンタカーの手配などを含めて用意をしていた。旅行日直近に全国旅行支援なるものが発表されて、期間中は、どこもここも予約が殺到し枠が直ぐに埋まってしまったと聞くから、ナイスタイミングでの旅行計画だった。

ただ、その旅行支援の影響だとは思うが、どこも観光客が多過ぎだった。3連休の翌週末なので人は少ないだろうと考えていただけに。

 

福岡(太宰府インターから)湯布院までは高速道路を使って2時間半ほど、11時には湯布院に到着した。

人混みを避けるために早めのランチを取ろうと、先ずは目当ての洋食レストラン「洋灯舎(ランプシャ)」へ。小さなレストランなので席数は少なく既に席は、ほぼ埋まっていたが、順番待ちでは先頭に並ぶことができた。

それでも席に通されるまで40分以上は待ったので、食べ始める頃には正午を回ってしまった。

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ランチセットを注文(ハンバーグにエビフライか蟹クリームコロッケかチキン南蛮が選べる)、これにスープとデザートが付いて1,800円(税込)ほどだった、ボリュームもあって結構お得だと思う。そしてとても旨い、本格的な洋食を堪能させていただいた。

食事後にレジで会計していると、入ってきた客が「予約してた○○です」と言っていたので、予約ができるみたいだった。

 

食事後は湯布院に「湯の平街道」という店飲食店や土産屋が立ち並ぶ風情のある通りがある。その通りの色々な店を散策。

 

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本日の宿「いよとみ旅館」JR湯布院駅近くにある風情のある旅館。温泉に早く浸かりたいが、その前に一旦荷物を部屋に置いて、缶ビールを買いに車を走らせた(笑)

旅館内にいくつかある温泉は全て個室の家族風呂だた、源泉掛け流しの湯は中々熱く、湯上がり後もしばらく身体が熱っていた。キンキンに冷えたビールがこれまた旨かったのは言うまでもない。義父はコップ一杯ほどしか飲まなかったが、私は1リットル以上もビールを飲んでしまった。

夕食時には日本酒を生で頂いた、銘柄は忘れてしまったのだが、とても旨い酒だった。食事後にもう一度入浴。酔っ払って転倒しては大変だと18歳になる息子が付き添ってくれた。昔、酔って自宅の風呂ですっ転んだ経験あり(苦笑)そして、また湯上がりにビールをたくさん飲んでしまった。

 

翌朝の朝食は大分名物の「ダゴ汁」を食した。直径25cmはある大きな器で出て来たので思わず歓声を出してしまう。昨晩飲み過ぎた身体にダゴ汁が沁み渡った。

 

ここの旅館の帳場に置いてあるオーディオが朝だけ稼働していた。

タンノイからいい感じのジャズが流れていた。小音なのに密度が高く繊細な音色、思わぬところで名機のサウンドを鑑賞することができた。

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旅行2日目は由布岳鶴見岳を越えて別府へ向かった。

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途中、由布岳の展望所から見下ろした湯布院の街並み。秋空の下に広がるパノラマは絶景だった。湯布院が山々に囲まれた盆地だというのが分かる。

この展望所で「写真をお願いします」と大学生くらいの青年2人から声を掛けられた。自転車でここまで登ってきたことに驚いたのだが、北九州からここまで自転車を漕いで来たと聞いてさらに驚いた。この爽やかな青年が先に出発する際に「気をつけてねー」と手を振り声を掛けて見送った。

 

別府では、温泉の蒸気を使って食材を蒸す「地獄蒸し」というのを体験して食した。

その後、「地獄蒸しプリン」店に移動。所々から湯煙が上がっている別府には地獄という文字をたくさん見る。地獄で成り立っている観光地なのだな。

10月も半ばなのにまだまだ気温が高く、日差しが強い中での地獄蒸しプリンソフトクリームは美味かった。

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交通渋滞を避けるために早めに帰路へ。福岡へ無事に帰り着き、両親も喜んでもらえ親孝行旅行は成功しました。次は私の両親と旅行に出かけたいと思う。