MORE Trumpet

音楽好きな自営業者でトランペッター。いつでもトランペットが吹けるように防音室をDIYしました。

「響け!コルネット」

今年のGWは天気に恵まれた。連休初日に山に登って(車でです)コルネットを吹いてきた。

頂上付近にある、馬鹿でかいダムに向かってコルネットを吹くと、音はこだましてダム中に響いていた。

コルネット特有の柔らかい丸い音だったので良いが、これがトランペットだと更に音は大きく鋭い音色なので、きっとどこからか苦情が来たかもしれない(笑)近くにモンベルのアウトドア施設とかもあるので。

しかし野外で楽器を吹くのは、なんとも言えない解放感があって気持ちがいい。この見晴らしの良さが特にそうさせるのだろう。「どこまでも響け!コルネットの音」とつい力も入ってしまう。

 

人気のない練習に最適な場所を見つけることができたので、たまに吹きに来たくなるが、花粉が無く、蚊がいなく、寒くない時期となると、ここでの演奏は季節が限定されるかな。

今回のダムでの演奏は動画撮影をしたので編集をして近くyoutubeに載せようと思っている。その際は告知いたしますので、ぜひご視聴願います。

 

そのハンドルを握ることはできるか

皆さんは趣味というものをお持ちでしょうか?他者からたまに言われるのだが私は一般的な人に比べて趣味が多いようです。特に子も成長してきて自分の自由になれる時間が増えてきた事が趣味が増え出したのも一つの原因だと思う。元々やりたい気持ちを抑えていた衝動もある。

その多くの趣味は結構なコストが掛かるので、続けて行けるように仕事も頑張っている訳なのだが、自由に使えるお金の方は残念なことになかなか増えない。どれかの趣味で収益を得れたら良いのだが、そう上手くは行かない。

トランペットでライブやレッスンで収益があるが、あくまで趣味上の金額ほどしか得ていないので。

そもそも趣味とは「専門としてではなく楽しみとして愛好する事柄」とあるので、収益と結びつけない方が楽しめて行けるのだろう。

今現在この趣味の中で一番の金食い虫は『カメラ』である。どうしてカメラもレンズも持っているのに次々に欲しくなってしまうのだろうか。その理由はこれしかない

この機材を手にすればもっと良い画角が撮れる筈だ

まんまとカメラメーカーの罠に落ち沼にハマっているのだ(苦笑)

先日、ゴルフを趣味としている知人も同じようなことを言っていて共感した。

その知人から「使わないゴルフ道具がたくさんあるから、タダであげるからゴルフしない?」と言われた。しかも別々の知人2人から。1人ではプレーできないので、きっと一緒にゴルフできる人を増やしたいんだろうね。もちろんゴルフには全く興味がないので断ったことは言うまでもないが。

そんなプア状態の中で趣味を楽しんで生きているのだが、さらに趣味が増えてしまうかもしれないことが最近起きている。

それは車だ。しかもスポーツカーにまた乗りたいと考えている。若かりし頃にハンドルを握っていたスポーツカーにまた乗ることをずっと夢見ていた。それにあと少しで手が届くかもしれない。

現在、車を3台所有している。日常生活にスポーツカーなんて必要はないのは百も承知だ。しかもガソリン車の最後(あたり)のマニュアルFRスポーツカーを新車で手にできる機会はこの先無いかもしれない。

そして私の人生におけるタイミングでもスポーツカーに乗れるのは今しかないと考えている。子の進学前で、現在70歳半ばの親の先々の介護を考えると今しかないのだ。

 

そう家族に説明はしてみているが、家族はあまり良く思っていない。これが現実です(涙)

昔の写真でも見て想いに耽ります。

 

桜舞う中でダートトライアル撮影

全日本ダートトライアル選手の観戦にスピードパーク恋の浦まで行ってきた。

「恋の浦とはいったいどこなんだ」と県外の方が思うかもしれないので、簡単に説明すると福岡市と北九州市の中間あたりにある施設。とっても大雑把な説明(笑)

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朝出発すれば自宅から都市高速を利用して1時間位で着き、海沿いルートで景色の良いドライブコース。

それにしても私が20代の頃の大昔、恋の浦は恋人たちのめっかだった。屋外スケートリンクとかが有った。

それが時を経てダートトライアルコースとジムカーナコースといったモータースポーツに特化した施設になっているのだ。

このようなサーキット施設が次々と消えていっている昨今、モータースポーツいちファンとして近隣に存在してくれていることは本当にありがたいことだ。

 

今回も目的は撮影です。天候にも恵まれ逆光に苦戦しながら(笑)流し撮りしまくりました。

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恋の浦の帰りは渋滞がひどくて帰路に着くのが大変です。近隣住民はあの慢性的な渋滞をよく我慢できているなと思います。きっと渋滞箇所を避ける迂回路があるのでしょうね。

いちばん大切なのは、自分だけのサウンドだ。それがない限り、どんなメロディを演奏しても意味がない。

久しぶりにBach(バック)を吹く。ケースから取り出し先ずは分解洗浄から始めグリスアップをしてクリーナーで磨く。1990年代初頭の楽器にしては、なかなか美しさを保っているトランペットだと思う。

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最近はノーラッカーのGetzen(ゲッツェン)という楽器を週一位で吹いている。これは太管でとても吹きやすく音色が柔らかい。

Bachは芯があり音色に重みがある。使うマウスピースのせいもあるがBachは鳴らすための吹き方がある。久しぶりに吹くと鳴らしにくく怠けを感じた。

確かに怠けている。バンドを抜けステージに立つ機会が無くなり、練習する必要が無くなったからだ。

かろうじて週一で吹けているのは、レッスンで生徒さんに吹いて聞かせるためだ。その場では手本になるような綺麗な音色を出す為にGetzenと深いカップのマウスピースで無難な音(ここだけの話)を出している。

 

Bachを思いっきり吹くと、空間がビリビリと振動し音圧が掛かるのが分かる。バンドから離れこの感触から遠ざかっていた。そう、これがオレのトランペットの音なのだ。

表題は「マイルス・デイヴィスの名言」より