土曜日、友人のアルファロメオ156の解体のためにショップへ預ける日に立ち会った。
解体屋に積載車で運ぶために、エンジンが始動できることと自走できる事ができることが条件だったので、走行に支障のない部品を色々と取り外したいと云う友人の手伝いをした。
タイヤ付きホイール1本（スペアに交換）、社外チタンマフラー、助手席シート、スピードメーター、タコメーター、三連メーター、カーボンパネル、オーナメントエンブレム、シフトノブ、ナビ等々を汗だくになりながらせっせと二人で作業した。
形見分けとしてこのホイールのセンターキャップを頂戴した。イタ車はこんな部分にもお洒落なことをしてくるんだ、といちいち感心してしまう。
ショップへの待ち合わせにはGR86で向かうつもりでいたのだが、取り外す部品が多いために荷物のたくさん載る仕事車を出した。ついでにこの部品類は置き場所が確保できるまで2週間ほど預かる事にした。
車を手放した友人を自宅まで送り、お疲れま会をやろうと久しぶりに杯を交わした。
「今日は色々と世話になったのでご馳走するから」と言われ、遠慮無しにしこたま飲んで食った（笑）さらに2軒目のバーまで出して貰った。
終電で帰宅して、翌朝起きると昨夜の酒が若干残っていたが、地下鉄でビックバンドの練習に向かった。
バンドの3時間の練習を終え、この日も取り外し作業をしている友人に「まだいるなら迎えに行くよ」電話をかけて、今度はGR86で向かった。
この日友人はバスで時間を掛けてショップに来ていたが、持ち帰る部品は小物でも、工具類は結構な量を前日にアルファで持って来ていたのが気になっていたからだ。
わざわざ悪いねと言われ、「昨日、さんざん飲み食いさせてもらったから恩を返さないとね」と些細な感謝を表した日曜日の午後だった。
