MORE Trumpet

音楽好きな自営業者でトランペッター。いつでもトランペットが吹けるように防音室をDIYしました。

順調にことが進んでいく

「フルートとギターとでトリオを組みたい」という話の続き。

フルートは前々からの知り合いなので、バンド結成の話はスムーズに通すことができた。一方、ギターの方なのだが知人の知人と全く話したことはもちろん、会ったこともない方。(一度youtubeで演奏を聴いた事があってこのギターと組めたらいいなと思っていた)

知人から何となく話してもらっていたのだが、どうやら「あまり乗る気はなさそう」だと上のブログを書いた後に返事が返ってきた。

とりあえず会って話をさせて欲しいと頼み込み、やっと昨日初めてギターのM氏と顔を合わせることができた。

取り組む曲はチェット・ベイカーのインストであること。トランペット・フルート・ギターのトリオでありドラム、ベースレスの中でのギターの立ち回りについて。時間をかけて創っていきフルに活動するつもりはないこと。などを説明した。

そして、ステージでライブという感じではなくレストランの片隅でBGMみたいに流れる、耳障りにならないような音を創りたい。と伝え、こんな感じの演奏でと他人のyoutube(トランペットとジャズギターのデュオ)を観せた。

するとM氏が「これ観たことあります。良い感じだと思っていました」と興味を持っていただけた。

その後、音楽以外の話も色々としていくと驚くことに気がついた。

読み方が違うのだが名前が3人同じ字なのだ。もちろんフルートは昔からの付き合いなので名前の字が同じだとは知っていたのだが、何とギターのM氏も同じ字だったのだ。(決してよくある名ではないのに)

これは奇跡みたいだと場が盛り上がり。「ぜひ一緒に演りましょう」という運びになった。

順調にことが進みどうにかスタートが切れそうだ。焦らずに自分達の音楽を創っていけたらと願う。まずは3人での顔合わせからだ。

 

休日の雑記云々・文化的雪かき・儀式

豆を挽きコーヒーを入れレコードを掛けながら本を読む。そんな休日の午後を過ごしただけの雑記。

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新刊や古本を扱う「日本の小さな本屋さん」を図書館で借りてきた。冒頭は村上春樹の作中に出てくる言葉「文化的雪かき」を店名にした書店。「へー」と意味もなく頷いてしまう。

福岡からは箱崎にあるパン屋を併設する書店だった。箱崎は私のルーツである、祖父の家があり父が育った場所。余計な話だが父と母は箱崎中の同級生である。

幼年時、私の両親は仕事が忙しく妹とふたりでよく箱崎の家にあずけられていた。祖父の家近くにある大きな筥崎宮は我々兄弟の遊び場だった。野良猫と年寄りと外国人(近くの大学に通う留学生)ばかりの街だった箱崎も今では随分と変わってしまったのだろうと思う。

祖父母なき今、家は建て壊されコインパーキングになっている、月に数回父がパーキング料金を徴収に行っているようだ。

それにしても老眼鏡なくては本を読むことができなくなってしまった。歳を重ねていくにつれ所持するアイテムが増えていく。

 

久しぶりのオーディオ装置を稼働。

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レコードを聴くには手間が掛かる。
ジャケットから慎重に音盤を取り出し、埃をクリーナーで取り除き、ゆっくりと針を落とす、これらの行動(儀式)があり「聴かせてもらう」姿勢になる。今どきの指先ひとつでザッピングしていくような軽い音楽との付き合い方とは全く別物なのだ。

だから「さて今日はレコードを聴くかー」という心のゆとりがある時しか電源を入れることができない。本を読んでいる最中でもA面が終わればB面に裏返すために本を閉じる。

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このラックスマン真空管アンプは1970年製、上のターンテーブルと同期である。

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15インチの同軸スピーカー。フロントパネルは自分でジグソーでくり抜いて制作。見えていないがガタガタのくり抜きになっている。本当はバスレフにしたいが綺麗に穴を開ける自信がないのでやも負えず密閉型にしている。

先日、トランペット吹きの知人のご主人と話した時に(この方、手作り家具工房を営んでいる)「工房の機械を自由に使いに来て良いですよー」と。お言葉に甘えて近くフロントパネルの穴をほがしに行きたいと思う。

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この真空管パワーアンプは数年前にどなたかが手作りされたのをネットで購入した。たった3Wであるが元気に鳴ってくれるアンプだ。また剥き出しの管球が情緒があり音楽を聴く儀式に一役買っている。

 

新たなグルーヴが生まれる日は来るだろうか

前に加入していたバンドがあまりにも爆音だったことをここで何度も愚痴っていた。結局そのバンドは爆音に耐えきれずに退団した。コロナが流行り出した時に東京からのツアーバンドと対バンを繰り返していたっていうのも理由の一つではあるのだが。

 

ブログ検索をしてみると、どうやら2021年6月26日のライブが最後のようだ。

 

この約1年間、バンドには属していなかったのかと今知った。この間トランペットを吹いてなくはなかった、と言うその程度しか吹いていなかった。

それがここ最近は防音室に篭り毎日練習に励んでいる。なぜかと言うと新たにバンドを結成したいと思っているからだ。

 

方向性はすでに決めてある。トランペット、フルート、ギターでのインストジャズトリオ。
以前からフルートの音色と演れたら良いと思っていた。こんな風にツートップで



先週、10数年ぶりに知り合いのフルート吹きに電話をかけた。

「わーどうしたと?久しぶりー」と彼は言った。ここ最近の世間話をちょっと交わして
「ちょっとやりたい事があるんで、一緒に吹いてもらえませんか?」と伝えると快く承諾してもらえた。

この会話でお分かりのように、美人の女性フルート奏者ではなく私より年上の男なのだ。大昔の音楽仲間で酒飲み仲間だった人だ。

 

あとはギターだが、知人の知人にやってくれそうな人がいるので声を掛けてもらっている。この紹介してくれる知人に動画を見せ話したら「今までやっていたバンドと全然違うねーまるで正反対」と速攻で言われた。「きっと爆音によるギャップなのかもしれないね(笑)」と返しておいた。

 

もし結成できれば初めてのリーダーバンドになる。しかもジャズなのだから張り切らずにはいられない。さて今日も練習だ。

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雑記を云々と

近く知人がアメリカに長期の旅行に行く。また別の知人もアメリカに旅行に(こちらは10日間)行くそうだ。海外旅行とは羨ましいと思うが、感染を考えると恐ろしくて行きたいとは思わ無い。気をつけて帰って来て欲しいと思う。

まったく別の知人になるのだが、3人がコロナに感染した。そのうちの2名はバンド関係者でGW中に大勢集まったイベントの模様やライブ状況を頻繁にSNSに掲載しているのをよく見かけていた2人だ。

「申し訳ないです感染しました」と最近接触した人向けに告知し、その後入院治療の有様を個々でレポートしていた。

イベントやライブでこの2人に接触し感染してしまい公表していない人が数名ぐらいはいたかもしれないが、感染リスクを知った上でライブに行ったのだから文句は言えない。

酒を飲んで生音楽聴けて久しぶりに仲間に会えばそりゃ騒ぐよね、自粛期間が長ければなおさらに。自分は騒が無い自信がないので出歩きません(涙)

 

しかし、コロナで人が出歩かなくなって経済の落ち込みが家計と仕事へと影響してきている。さらにウクライナ情勢からの影響もあって身近な物価の高騰が目まぐるしい、ガソリンは高止まりだし食品はスーパーに買い物に行くたびに高くなっているような気がする。先日、仕事関係の材料の一部が「次回から30%上がります」と告げられて、慌てて多めに注文してしまった。

コロナ禍になり今周りで景気が良いと言う事業者は居ない。逆に縮小していく事業者ばかりだ。売上の低下、仕入れ値の高騰となれば当然のことだ。

政策金融公庫のコロナ貸付の金利無料期間が今春で終了した。返済ができずにこれから廃業していく事業者が全国的に増えていくのではないだろうか。

政府は一時的なバラ撒きではなく減税や景気対策をしっかりとやるべきだ。「歯科健診の義務化」などコロナが収まってからでよかろう。こういう人達を結果的に国民が選んでしまっているのだから選挙には行くべきだ。

 

そんな愚痴を言っていても埒が明かない。毎回ここでも書いているが私のような自営業者は成果を出せなければ終わりなのだ。我が身は自分で守るしかない。

いつまでも続くコロナに負けないために小さなアクションを起こしていた。古物商の資格を取り仕事と関連している中古品の委託販売を始めていた。

準備期間も入れて3ヶ月ほどは全く売れなかったが、やっと今月に入りまずまずの成果を出し始めた。本業の減益分にはほど遠いが、確実に成果には繋がっている。利益率(それでも30%)こそ本業と比べて少ないが委託販売のために低コストで開始することができた。これからに期待したい。

 

毎週末のランチ当番でキーマカレーを作りました。なかなか旨くできましたクックパット先生ありがとう。