昨日、このバンドでの最後のライブを無事に終えることが出来ました。
21日のスタジオリハに意思を伝えてから脱退までわずか5日。なんだかバタバタと去って行くことになってしまったが、こういう勢いは大切だと思います、始まりでも終わりでも。
ライブ後に酒に酔ったサックスが「リハとライブ中に一緒に演れるのがこれで最後と思うと涙が出てきた」「お前、マジで辞めるのかー。辞めないでくれよ」と何度も言ってきた。
脱退することについて特に彼からは何も言ってこなかったので、そんな事を言われて少々驚いたが、きっとこれが本音なんだろうと思うとちょっと嬉しかった。
ライブ終了後の打ち上げに誘われはしたが参加することもなく家路についた。我ながらあっさりしていると思うがコロナ禍のなかでの集団飲酒には用心するに越したことはないので。
4年ほどの加入で、福岡はもとより九州各地でのライブ活動を経験することができ多くの人に出会え、我トランペットの音を聴いてもらえました。
ライブではステージ上でしか体験できない物語が存在します、数十回このバンドメンバー達と掛け替えのない物語を創ることができました。
きっとまたどこかのバンドに加入してライブで演奏する日が来るだろうと思っています。