さんざん書いてきた事なので今更言うことでもないが、トランペット演奏とカメラ撮影を愛好している。どちらも趣味なので気の向くまま好き勝手にやっているアマチュアだ。
もちろんこの両分野にプロが存在している。プロトランペッターにプロカメラマンである、特に私の周りにはプロカメラマン(写真家と言うべきなのかもしれないが)が多い。
ライブを観に来てくれ終演後に話をすると、「職業カメラマンです」というケースが今まで何度かあった。
そんな場合、厚かましくも色々と尋ねて撮影のヒントをもらったりしている。そして使用している機材もしっかり聞き出す。今まで会って来たカメラマンが皆キャノンを使用していたのは、たまたまだろうが、こちらもキャノンユーザーとして嬉しくて話が弾む。
さらに興味深いのは、私が持つカメラと同機種だったりすることだ。装着するレンズの違いがあるにしても、アマチュアとプロが同じ道具を使用している世界なのだからよくよく考えるととても凄い事だと思う。
一方のプロトランペッターも私と同じブランドの楽器だったりすることも多い。
同じ楽器を使用しているのに(なんならプロの楽器を吹かしてもらったこともある)どうして同じ音が出ないのだ、とショックを受けたことは一度や二度ではない。
この両方のプロに言えることは、誰でも手にすることができる道具は使っているが、才能と感性で誰でも出来ない仕事をこなしていると言うことなんだろうなあ。