妻がちょっと近くに買い物に出るときの自転車が欲しいと前から言っていた。昨今の物価高のせいなのか自転車って結構な金額するんだよね。
ちょっと乗る程度なら、息子の卒業して使わなくなったロードバイクに乗ればいいのだが、試したところ地面に足が届かないらしい・・・。
記憶からほとんど消えていたが、仕事場の人目のつかない所に放置していた、昔乗っていた折りたたみ自転車があることを思い出した。
それを大した費用を掛けずに再生させることが出来たら乗る?と訊くと、乗ると妻は頷いた。
そして再生が完了した自転車がこちらである。なかなかな見栄えを取り戻したのではないだろうか。と、自画自賛である。
では、朽ち果てた状態を遡って見ていただきたい。20年以上も放置すると自転車はこのようになるのだ。
砂埃を洗い流しても乗れる状態ではない。未塗装部分はとにかく、これでもかと言うほど錆びまくっている。
外せる部品は全て外して塗装に移る。しっかりと脱脂をした後に下塗り剤のプラサフを念入りに6回も吹き付ける。サビの部分はグラインダーで削って艶消しブラックで塗装して隠す。
タイヤとチューブそしてチェーンは新品購入したが、それでもアマゾンの激安商品だったのでかなり安く完成させることができた。しかも塗料は持っていたスプレー缶だった。
ちなみに画像では分かりづらいと思うが、車体はパールホワイトで塗っている。これは以前乗っていた日産セレナで妻が擦りキズを多数つけた時に、私が修繕した時の残りを有効活用したのだ。プラサフとラッカーも同様に。
既に所持していない車なので、塗料だけ残っていてもしょうがなかったので、塗料の消費ができ丁度よかった。